グローバル化する日本の「アニメ」

The Canipa EffectさんのYoutubeから。

日本のアニメにどんどん外国人の方々がかかわってきてていることや、日本フォーマットのアニメが世界に広がっていることが面白かったので、一部だけ翻訳してみました。


Anime: The Global Medium | The Canipa Effect


これまで海外では、日本のアニメーションのことを特別に「アニメ」と呼び、それ以外の国のものは単に「アニメーション」と呼んできました。


しかし、以前ぴえろに所属していたヘンリー・サロウ(Henry Thurlow)さんが手がけた作品「INDIGO IGNITED」。これは新しい「アメリカのアニメ」といえるでしょう。

Henry Thurlow
「INDIGO IGNITED」

K-POPグループ「EXP EDITION」は韓国人が一人もいないK-POPグループです。このアニメもそれと同じように、日本人が関わらないアニメなのです。

これまでの「アメリカのアニメーション」でも、「日本のアニメ」でもない。その中間的な位置づけにある「シュレディンガーのアニメ(A Schrodingers anime)」の登場です。


これは、レジャン・トマス(LeSean Thomas)が関わった、スタジオサテライト制作の「キャノンバスターズ(Cannon Busters)」(日米合作アニメ)と比較できます。


「キャノンバスターズ」オフィシャルトレーラー


また、クランチロール(Crunchyroll)が出資し、ヤピコアニメーションが制作した「チルドレン・オブ・イーサー(Children of ETHER)」とも比較できます。


「チルドレン・オブ・イーサー」

どちらの制作会社も日本在住の外国人スタッフによって手がけられたものです。


キャノンバスターズのメカデザインは、フランス人のロマン・トマ(Thomas Romain)さん。オーストリア人アニメーターのバヒ・JD(Bahi JD)さんも、このプロジェクトに関わっています。背景デザインは、フランス人のルガル・ヤン(Yann Le Gall)さんによるものです。

キャノンバスターズは、アメリカのNetflix社、イギリスのMangaUK社によって12話シリーズとして放送される予定です。

これらのアニメは、「ヨーロッパのアニメ」とか「アメリカのアニメ」ではなく、日本のアニメにインスパイヤされてつくられたもの。
そのまま、「アニメ」と呼ぶべきものなのです。


日本のアニメ産業で働く外国人たちは、「地球上の特定の場所」ではなく、「アニメ」というもので心が一つに結ばれているのです。


フランス人アニメスタッフのコミュニティサイトとして「フランスジンコネクション」があります。アニメ業界で働くためのハウ・ツーや、知っておくべき日本のアニメ制作についての知識などが掲載されています。

フランスジンコネクション(フランス人コミュニティ)
http://www.furansujinconnection.com/(日本語ページ)

furansu.jpg


多くの日本のアニメーション専門学校が閉鎖されていく中、アニメ業界は全世界へ依存していく道を歩んでいます。ヨーロッパやアメリカのアニメーション専門学校から新しい才能を見つけ出さなくてはならないのです。

「アニメ」はグローバルなメディアです。世界中の人たちから人気があるメディアです。世界でただひとつの、ユニークな日本のアニメを発展させていきたいと願っています。

global.jpg


世界中の誰も「アニメ」を朽ち果てさせたり、全く違ったものにはしたくはないのです。アニメは、物語りについての、全く固有の方法だからです。

make.jpg


もしキミが日本で働きたいのなら日本語を勉強しよう。もしキミが今いる場所に留まりたいのなら、創作活動から始めよう。キミの全てをそこに注ぎ込む。アニメ産業に関わることは世界中のどこにいたって可能なのだから。


the_end.jpg

私たちの未来を開拓するキミに、あとはすべて任せた。




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tag : 海外の反応

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No title

グローバルってことば、だんだんいい意味に聞こえなくなってきた

No title

グローバルがいいとは言えないよなー。   日本って自分の土俵を取られるの上手いし。 人の言いなりになりやすい。

だから主導権奪われてポイッってことも用意におこる。 それをさせないためには日本で認識をきちんと固めて、日本が主導権を握らないと

「外人様が俺たちのアニメに光を当ててくれただー」とか言ってるとすぐドボンと沈むぞ

No title

アニメのグローバルイメージと言っても既に日本独自の作品群という認識が定着してるので
逆に欧米向けにローカライズしていくプロセスを見ていると言った方が合ってるような気がするよ
寿司をベースにカリフォルニアロールが生まれたようにね

No title

個人的には世界中でAnimeが楽しまれてるってのは別に難民が大挙してやってくるわけでもなく、ネットでつながってるだけだから別に実害もほとんどないし
異文化コミュニケーション感があって楽しいしとは思うよ。

ただまぁアニメのグローバル化が良いことというより、そうならざるをえない状況まで来てしまったというのが正しいと思う。
日本だけでマネタイズするにはもう限界の状況まで来てしまった感がある。
産業規模はどんどん膨れ上がってるのに下層は悲惨になってるし、末端アニメーターはもうズタボロ。

No title

外国の『アニメ』は顔がバタ臭くて嫌だ
ポリティカル・コレクトネスなカートゥーンを『アニメ』と呼んで欲しくはないな

No title

よりによってK-POPに例えたせいで乗っ取り感が半端ねぇな

No title

日本のアニメが好きで働いてそんな人が作ってるからそうなっちゃうんだろうけど
生まれた瞬間から形骸化しているような、所謂「アニメ」になっちゃってる印象。
むしろ日本のアニメを否定する連中が出てきて表現に挑む方がアニメという表現方法にとっては
いい未来なんじゃないかと思った。

No title

日本ではアニメがアニメーションの略で使われてるのも
あって20年前からジャパニメーションが国内向けの言葉に
なってるのに気づいていない人が多すぎる問題かもね。

No title

アニメと呼ぼうと言いだしたのがあの手塚治虫だからな
それまではテレビまんがと言ってた

流行りの「文化の盗用」ってやつですか?

No title

最近は中国産のアニメ(?)が毎期放送されてるけど
文化の違いかまだ面白いと思えるものには出会えてないんで、
過度の期待はできないけど海外から面白いものが出てくれば
見るアニメを選ぶ時の選択肢が増えてうれしいな
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anitaka

Author:anitaka
世界中で放送されている日本のアニメへの、海外視聴者からの反応などを翻訳していきます。

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